「富豪世界一」に王手!アマゾン創業者のジェフ・ベゾスってどんな人?

Amazon創業者ジェフ・ベソスの波乱万丈プロフィール
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アマゾン(Amazon)といえば、本やCD、DVDはモチロンのこと、家電や食品、家庭用品などなど、あらゆるモノが自宅にいながらおトクに買い物できちゃう巨大ネットショッピングサイト。

もうアマゾンのない世界なんて考えられないくらい、今や私達の生活に切っても切れない存在ですよね。

その創業者で今も現役CEO(最高経営責任者)を務めるジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)氏、つい先日「世界富豪ランキング1位の座まであとわずか!?」と話題になりました。

ちなみにベゾス氏の現在の所有資産はナント9兆円超!・・・といわれてもあまりに数字が膨大すぎて、ちっともピンとこないんですが(悲)

出典 アマゾンのベゾスCEO、あと50億ドルで「富豪世界一」に

いずれにしてもこんな途方もない資産をたった一代で築き上げたベゾス氏って、一体どんな人??

普段さんざんAmazonでお世話になってる割にはベゾス氏についてはせいぜいその名前やトレードマーク?のスキンヘッド姿くらいしかイメージがなかったので、この機に早速調べてみました♪

目次

出生:生まれた時から波乱万丈!

Amazon ジェフベゾス

Photo credit: etech

1964年1月12日、アメリカ・ニューメキシコ州生まれ(=2017年現在53才)。

ベゾスが生まれた時、両親はなんと二人そろって10代の高校生カップル!!なのでやはり、というか結局間もなく離婚。

その後ベゾスが5才の時に母親が再婚、相手男性の名字を引き継ぎ「ベゾス」姓になる。

う~んいかにも破天荒なベゾス氏らしく(!?)生の瞬間から早くも波乱に満ちた人生ですね~~

しかも実の父親はティーンエージャーのくせして既に酒癖が悪く、夜な夜な飲み歩いてばかりで家に寄り付かず、最終的にわずかな養育費を妻に残し立ち去ってしまったという。

そのまま父親を続けてれば今ごろ億万長者の父親の座をゲットできたのに、あーもったいないッ!!(大きなお世話)

でお母さんの再婚相手、つまりベゾスの継父となった男性はキューバ系アメリカ人。「ベゾス」というスペイン語っぽい名字はそのためだったんですね。

ちなみに経済的には比較的恵まれていたようで、ベゾス氏が当初Amazon.comを自宅ガレージで立ち上げた際、お父さんからも多少の資金を出してもらったそうです。

身長:アレ?意外にも・・・

172センチ。アメリカ人にしては小柄ですね。写真で見るとカリスマオーラ出まくりで背も高そうなイメージだったので、チョット意外でした。(単なる個人の感想です 笑)

家族:奥さん選びも超堅実!

6才下の妻と子供4人の6人家族。

妻のマッケンジーさんはヘッジファンド時代の同僚で、1993年に結婚。「発展途上国で投獄されても救い出してくれるような、臨機応変の才がある女性」だそう。

さすが手堅いヨメ選びをしてますね~!確かに写真を見てもとても聡明な女性といったイメージで、現在は作家としても活躍されてるそうです。

子供は男の子が3人、プラス中国から養子に迎えた女の子で全4人のお父さん。

1番上の息子さんが2000年生まれ、ということはベゾス氏36才の時。つまりベゾス氏は(実の両親とは逆に^^;)結構年齢がいってから初めて父親になったんですね~、とヘンなとこでミョーに納得したりして。

学歴:ITオタクで専攻チェンジ

アメリカの超名門校、プリンストン大学卒業。

専攻はもともと物理学だったのが、次第にコンピューターへの関心の方が強まり、結局コンピューター科学に乗り換え、そのまま1986年(ベゾス22才)に科学工学士として卒業。やっぱりもともとそっち方面の素地があったんですね~!

アマゾン創業へ:金融キャリアをアッサリ捨てて

卒業後はニューヨークの金融期間ITエンジニアを経て、ヘッジファンド関連の投資会社に転職。ここでもメキメキ才覚を発揮し、わずか2年で副社長まで上りつめる。

・・・にもかかわらず、インターネットの急速な発展ぶり(当時のネット利用率は毎年2300%の増加だったそう!)を目の当たりにして「未来はネットビジネスにあり!!」と確信し、アッサリ退職。

その後1994年にアマゾンの前身となるネット書店「Cadabra.com」を創業。

翌1995年には「Amazon.com」として正式スタート(ベゾス31才)。ちなみに日本上陸は2000年なので、もう17年も前のことなんですね~~(遠い目)。

当時どんなに単価の安いモノを買っても「すべて送料無料&翌日配達」というのがメチャ画期的で衝撃的だったなあ。

エピソード:すべては顧客のために

世界で一、二を争う資産家になった今も、徹底した効率主義&倹約主義者。なんと日本語の「MUDA(無駄)」という単語まで知ってるそう!

社員の出張も基本エコノミークラス、社員食堂などの社員向け福利厚生もこのテのIT系企業にしては充実度低め、らしい。

でも、巨大企業になった今も、おごることなくそんな風にとことんムダを省くトップの姿勢があってこそ、アマゾンは「顧客第一」「地球上で最もお客様を大切にする企業であること」のモットー通り、良い物を安くお客に提供し続けられてるんでしょうね?

社名「アマゾン」の由来:そこにはベゾス氏のコダワリがいっぱい!

amazon.comロゴ

新しく作った会社の名前を考え中にたまたまベゾスが出会った「Amazon」という言葉。

もともと何でも「1番」好きなベゾスさん的には、次の3つの理由があいまって、社名を「Amazon」に決めたといわれてるそうです。

  1. アルファベット1番目の文字「A」から始まる言葉であること
  2. アマゾン川が世界で「1番」長い川であること(実際にはナイル川が世界一なんだけど、本人がそう思い込んでいた、らしい^^;)、さらに
  3. 「独特な、多様性のある」という意味が自分の会社イメージにぴったりマッチしていたこと。

参考 みんな知ってる? 有名企業の名前の由来22連発

ジェフベゾスの名言集:「自分だけの道を切り開いて」

やはりこれだけのカリスマ経営者ですから、ビジネスに関する名言的なお言葉をたくさん残されてます。

でも、ワタシ的にはベゾス氏が母校プリンストン大学の卒業式で行ったスピーチの内容、とりわけ以下の言葉にグッと揺さぶられました。

何もせずぼーっと人生を生きるのか、それとも自分の好きなことを追及していくのか?
皆と同じでいるか、それとも他の誰とも似ていないオリジナルでいるか?
安定を選ぶか、それとも挑戦し続けるか?
批判されたら落ち込むか、それとも自分を信じるか?
間違いを犯したらそれを隠そうとするか、それとも謝るか?
安定を取るか、それとも「バカじゃないのか?」と思われるようなことをやってみるか?
困難な状況に陥ったら、そこで諦めるか? それともがむしゃらになってやるか?
言い訳や批判ばかりするのか、それともやってみるか?

80歳になったあなたが、あなたの過去を振り返るとしましょう。
その時に一番心に残っていること、思い出すことはあなたが下してきた決断の数々であると私は信じています。
あなたが何を選ぶか、あなたが下す決断が「あなた」をつくっていきます。

引用元 Amazon創業者ジェフ・ベゾスが卒業式で語った、道の切り開き方

 

「アマゾン・フレッシュ(生鮮品の配達)」「プライムエアー(ドローンによる投下配達)」「アマゾン・エコー(音声認識による家庭用デジタルアシスタント)」など、近年だけをみても次々と革新的なサービスを発表しているアマゾン。

やはりその根底には失敗を恐れず果敢に未知の挑戦を続けるベゾス氏の強い思いがあってのことなんですね~~

チマタでは「税金泥棒」「脱税企業」「ためこみすぎ」などマイナスの声も根強く聞かれるアマゾンですが、その辺のお堅い日本企業にはゼッタイ無理ゲーなこうしたチャレンジ精神はやっぱり見ていて小気味よい。

ついでになにげに同世代でもあるし、ってことで、これからもアマゾンでジャンジャン(というかチマチマ?)お買い物をしつつ長ーく応援しますよベゾスさん!

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