iPhoneやiPadのSafariでネットサーフィン中、なぜか「戻るボタン」が反応してくれない!
よくよく見ると、普段は青色のの「戻るボタン」が灰色になってて押せない!おかしい…
このままだともう一度見たい内容があった前のページにに戻れない(泣)どうしよう…
そんな状況にお困りの方!大丈夫ですよ!!
私自身も同じようなドツボにハマった経験から、その時いろいろ調べてわかった、
- Safariの戻るボタンがタップしても反応しなくなったのを直す方法
- 今後同じような問題が起きないために気をつけた方がよいこと
などの対策を以下、御紹介していきます。
同じように困っている方の参考になれば幸いです^^
Safariで「戻る」ボタンが灰色になって押せない時の対策は?
ハイ!まず結論からいうと…Safariで戻る操作ができなくなった時は、
- Safariアプリをいったん閉じて再起動する
- iPhone/iPad本体を再起動→Safariを再起動する
のどちらかをすれば(というか、ほとんどの場合は1だけで)元通りになるハズです!(経験上)
なので、まずは操作がカンタンでアッという間にできる(1)を試して、それでもダメなら(2)を試す、というのがオススメです。
念のため、(1)と(2)それぞれの詳しいやり方を以下に…↓
解決策(1)Safariアプリをいったん閉じて再起動する
上にも書いた通り、一番カンタンですぐできる解決策がコレ。
具体的なやり方は以下の通りです(3ステップ)。↓
(ステップ1)現在起動中のアプリ一覧を表示させる
【ホームボタンのあるiPhone、またはiPadの場合】
ホームボタンを2回連続で押す(ダブルクリック)
【ホームボタンのないiPhoneの場合】
画面下から上方向にスワイプして画面中ほどで指を止める(指は離さないコト!)
(ステップ2)Safariアプリを終了させる
Safariアプリのミニ画面が見えてるハズなので、そこを指でおさえて上方向に放り投げるようにスワイプ。
(ステップ3)Safariアプリを再起動する
Safariアプリのミニ画面が消えたことを確認した上で、Safariアイコンをタップして再度開く。
すると…さっきまで灰色で無反応だった「戻る」マークがいつもの青色に戻っているハズ!
なのでそこを指で1回タップすれば、元通りひとつ前のページに戻れるようになりますよ~
私はこの動作でほとんど直ってますが、もしもコレじゃダメだった…という場合は、解決策(2)に。↓
解決策(2)iPhone/iPad本体を再起動してからSafariを再起動する
もしも(1)のやり方でSafariアプリ単体を再起動しても「戻る」マークが反応しない時は、iPhone/iPad自体の再起動をオススメします(3ステップ)。↓
(ステップ1)iPhone/iPadを強制終了する
【ホームボタンのあるiPhone、またはiPadの場合】
サイドボタン(電源ボタン)を長押しし、電源スライダをオフにして電源を切る。
【ホームボタンのないiPhoneの場合】
サイドボタン(電源ボタン)と音量ボタンのどちらか(上げ/下げ)を長押しし、電源スライダをオフにして電源を切る。
(ステップ2)iPhone/iPadを再起動する
サイドボタンを長押しして、Appleロゴのリンゴマークが表示されたら指を話す。ホーム画面が現れたら再起動完了!
(ステップ3)Safariアプリを再起動する
Safariアイコンを指でタップしてアプリを再起動。
ココで「戻る」ボタンをチェックすると、さっきの灰色からいつものブルーに戻っているハズ!
Safariで「戻る」ボタンが灰色になる原因と予防策は?
上の2つのどちらかの方法で、無事Safariアプリの「戻る」ボタンがブルーに戻った…のではと思います(パチパチパチ)
が、ついでに今後また同じようなことがなるべく起きないようにする予防策を2つ、原因とともに御紹介しておきますね。
予防策(1)不要なタブはマメに消すようにする
ネットでいろんなページを見てると、次から次へとリンクをクリックして、フト気づけばものすごい数のタブを開いてた…、なんてことよくありますよね。
でもまさしくコレがSafariが重くなる=反応しなくなったり固まったりする原因になることも多いそう。
ページをたくさん開けば開くほど、iPhone/iPadにも負担がかかる(原因1)ので処理速度が遅くなっちゃうんですね…
なので、負担がかかりすぎてSafariがまったく反応しなくなってしまう前に、不要なページのタブはマメに閉じることをオススメします!
ちなみにiPhone/iPadで不要なタブを消す方法には以下の通り、手動・自動の2つがあります↓
手動で不要タブを消す方法
(ステップ1)
SafariアイコンをタップしてSafariを開く
(ステップ2)
iPhoneの場合は右下の四角が2つ重なったマーク、iPadなら右上の四角が4つ合わさったマークをタップ。
(ステップ3)
Safariで開いているタブが一覧できるので、不要なタブは右上の☓マークをタップして消していく。
自動で定期的に不要タブを消す方法
ナルホドたまには上の方法でいらないタブを消すのが大事なのね!と頭でわかっても、実際はついつい忘れて気づけば開きっぱなしのタブが大量に…
となりがちなそこのアナタ(含む自分なんですが)には、一定期間ずっと開いていないタブを自動で消してくれる機能も!(ただしiOS13以降)
最初に設定が必要ですが、手順は以下の通り4ステップでとっても簡単ですよ~↓
(ステップ1)
設定アプリ(グレーの歯車マーク)をタップ。
(ステップ2)
「Safari」をタップ。
(ステップ3)
「タブを閉じる」をタップ。
(ステップ4)
「手動」「1日後」「1週間後」「1ヶ月後」の中から期間を選択。
これで上で設定した期間中に一度も表示されなかったタブは、自動的に削除されるようになります^^
予防策(2)キャッシュを定期的に削除する
iPhone/iPadのSafariには、見たいサイトを高速に表示するために「キャッシュ」という仕組みが採用されています。
簡単にいうと、一度表示したサイトの画像やテキストなどのデータをSafari内に保存しておいて、同じサイトを再訪問した時にはそのデータを再利用して素早くページを表示させる、という機能です。
そんな感じで、キャッシュ機能自体はサイトをスイスイ開くためにとっても便利…なんですが!
そうやって開くサイトが増えるにつれて、Safari内に保存されるキャッシュデータもどんどん貯まっていく(原因2)ことに…
結果、Safari自体の動作が遅くなったり不安定になったり、最悪の場合「戻る」ボタンが動かないなど、Safariそのものが固まってしまう原因になることも。
なので普段Safariで次々とタブを開きながら多くのサイトを見ていくパターンの人は、時々キャッシュを削除して重くなったSafariをリフレッシュしてあげることをオススメします。
【参考記事】
【iPhone/iPad】ブラウザ(Safari)の動作が重い場合はどうすれば改善できますか?(キャッシュクリアで改善する方法)(AUサポートページ)
以下、iPhone/iPadのSafariでキャッシュをクリアする方法です(4ステップ)↓
(ステップ1)
設定アプリ(グレーの歯車マーク)をタップ。
(ステップ2)
「Safari」をタップ。
(ステップ3)
「履歴とWebサイトデータを消去」をタップする
(ステップ4)
「消去すると履歴、Cookie、その他のブラウズデータが削除されます」というメッセージ画面が出たら「消去」をタップ。
Safariで「戻る」ボタンが灰色になって押せない時の対策 まとめ
以上、iPhone/iPadの標準ブラウザSafariの使用中に「戻る」ボタンが押せなくなった時の解決策と予防策に関する情報でした。
もう一度、簡単にまとめると…↓
- 「戻る」ボタンが灰色になって反応しなくなった時は、Safariアプリを再起動することでほとんどの場合は解決。
- それでも直らない場合は、iPhone/iPadなど端末自体を再起動。
- 予防策としては、(1)不要タブをマメに消して増やしすぎないことと、(2)定期的にキャッシュ削除することをオススメ!
…とここまで書いて、改めて自分のiPhoneでSafariのタブがどのくらい開いているかをチェックしてみたところ、なんと90超!
しかもほとんどのタブは開いてることも忘れてたようなページばかり。こんなに開いてたらそりゃ重くもなりますよね…
ネットサーフィンしてると楽しくてついついたくさんのタブを開きっぱなしにしちゃうのは仕方ないですが、せめて思い出した時だけでも予防策を~!(と自戒を込めて…)